【輪blog】絹はつやつや、なめらかで、あたたかい

きものといえば、やっぱり絹です。素材はいろいろありますが、絹には心をとろかす響きがあります。これは絹の持つあの艶やさ、なめらかさ、温かさがなせる技でしょう。

絹の原料は繭糸で、繭糸はお蚕さんが吐き出す糸からできています。

「つやつや・なめらか・温かい」という特長は、この繭糸の構造にあるそうで、膠質と繊維の二重構造で、繊維の断面は不均質な形状とのこと。そのため光が当たった時に反射角度の違いでつやつや感が生まれるそうです。

最近ではポリエステルやなどの繊維でも絹糸のような風合いと光沢をもった合成繊維が開発されていますね。触っただけではちょっと分からなかったりします。

絹かどうか判別するのに燃やしてみるという方法がありますが、これは繭糸(絹)がタンパク質でできているから。燃えかすが残って、臭いも髪の毛を燃やした時のような臭いがします。合成繊維だと、燃やした時に溶けてしまいます。

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