新鮮野菜の朝市事業

新鮮野菜の朝市事業事例

脱内職の自立事業の1つです。これは内職に代わる生産活動で、外部からの納期にしばられることなく、価格など自分たちで決定し、管理できる事業のことです。

【課題】
当該事業所の主な利用者の障害種は精神障害であり、内職・自主製品による年間売上高は150万円程度。一人当たり月平均就労時間が約28時間と低く、時間当たり工賃が極めて低かった。利用者の現技能では内職の域から脱するのは難しく、下請け受注業務の拡大は事業所に混乱を招くだけで売上貢献度が低い。新規自主事業の立ち上げが必要であった。

【解決策】
新規自主事業には「地産地消の新鮮野菜直売」を創出。
事業企画のポイントは、
*地域を対象とした市場設定
*既存直売所との差別化:集荷対応で仕入先満足度を高める
*50%の粗利率の確保

【差別化ポイント】
1.無農薬
2.鮮度
3.規格外低価格
4.小回り集荷宅配

【地元新鮮野菜の仕入先確保】
地産地消を前提として、販売する野菜を3つに大別。
*低農薬野菜。農家で自給自足用に栽培されている高付加価値野菜の余りを集荷する。
*ブランド品。人気の高い地元ブランド野菜の別売所として消費者に認知させる。
*規格外特売。生産農家の規格外品を特売して集客する。

差別化仕入先確保・集荷方法
低農薬野菜。定番主製品地元朝市で農家と直接交渉。職員が出向いて直接集荷。無料集荷、4割還元の条件提示
ブランド品。認知度集客ブランド野菜生産者(農林高校)と交渉。週二回集荷、市場卸価格で契約
規格外特売。集客目的無料集荷、3割還元

【ビジネスフロー】

 

【販促ツール】
近隣告知用チラシ製作。 仕様/A4版 <4C*1C> 1,000部 ポスティング 店舗まわりの販促ツール。タペストリー×1枚、のぼり×5本、A型看板×1枚 その他備品。集荷陳列用ケース×10、レジスター

【成果】
*野菜事業の企画から利用者が参加し、事業名の提案・決定や、野菜の販売を担当することで、事業へのモチベーションが高まった。
*職員にとっては、自立的事業を計画立案し実施することを通して経営手法を習得できた。
*施設全体にとっては、計画的行動が実を結ぶことが実感できた。
*野菜直売は直接地元の住民と接触できるので、社会福祉の理解度が高まる。

【年次事業計画】
基本営業日は火曜~金曜の一週4日。年間営業日数は200日。1日売上げ10,000円

営業日数売上高仕入高粗利益粗利率
200日3,000,000円1,500,000円1,500,000円50%

 

事業支援実績
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