障害者施設商品の強み

障害者施設商品の強み

私は企業と作業所で作る製品の差は「少量多品種」だと思っています。
「みんな違ってみんないい」ですね。

 

以前、私のお店(料亭をやっています)のお料理で使ったあとに出てしまうかまぼこ板を使って、「貞子さん人形」を作ったことがあります。(貞子さんは広島の被爆者の少女で、広島平和記念公園にある原爆の子の像のモデルになっています)。
手作りなので全部違います。
これに類似したものは100円ショップにあるかもしれませんが、全て同じです。
お客様は、気に入った着物や折鶴を探して買っていかれます。
このお人形はとても好評でした。
大量生産の企業には不可能です。

よく事業所のみなさんは、企業を参考に売れるものを探しますが、事業所は企業のような生産能力があるわけではなく、開発力、営業力も及びません。

唯一企業に勝てる方法は「少量多品種」しかないと思います。
その代表が「Hitsujigumo・Sun」なのです。

https://hitsujigumosun.com/

Hitsujigumo・Sunは、岐阜のA型事業所で、リアルマスコットという本物そっくりのマスコットをオーダーで作っています。ペットオーナーが愛犬や愛猫を偲んでオーダーされるケースが多く、今は全国からオーダーが入り、お待ちいただいている状態ということです。

オーダーされる方は、自分のワンちゃん、自分のネコちゃんのリアルマスコットが欲しくて、制作に時間がかかっても待ってくださいます。メモリアルニーズの少量多品種。事業所ならではの強みが生かされています。

参考にされてみてはいかがでしょうか?

https://hitsujigumosun.com/

コメント